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カフェ開業の失敗しないためのポイント!成功事例と失敗事例を交えて解説

 

近年のコーヒーブームやカフェ文化の定着によって、将来自分のカフェを持ちたいと考える人は少なくありません。

しかし、カフェの開業には多くの費用や時間がかかるだけでなく、慎重な計画と地道な経営努力も必要です。

そこで今回は、カフェ開業で失敗しないための6つのポイントや、成功するための心構えを解説していきます。

具体的な成功事例と失敗事例もご紹介していますので、ぜひご自身のカフェ開業計画の参考にしてください。


カフェ開業で失敗しないための6つのポイント

ここでは、カフェ開業で失敗しないためのポイントを6つご紹介します。

  1. マーケットリサーチ
  2. 資金計画
  3. オリジナリティ
  4. ペルソナ設定
  5. 広告宣伝
  6. 顧客からのフィードバック

マーケットリサーチ

カフェ開業にあたって、事前に市場調査や競合他社の分析を行うことは重要なポイントです。

ご自身がイメージしているカフェに近い規模や業態のお店の特徴や、出店を考えているエリアの雰囲気や他のカフェの出店状況など、細かくリサーチしていきましょう。

リサーチがしっかりできていないまま進めてしまうと、いざ出店した時に思ったようにお客様を獲得できなかったり、利益が上がらなかったりと、不安定な経営状況に陥ってしまうリスクがあります。

反対に、リサーチに時間をかけて丁寧に行うことで、より再現性のある計画を進められるだけでなく、他のお店にはないアイディアを思い付くきっかけにもなるでしょう。

資金計画

カフェの開業では、オープン後の間もないうちに採算が取れず失敗してしまうケースは少なくありません。

いくら入念に準備をしていても、開業してすぐに安定した収入を確保できないリスクがあることも覚えておく必要があります。

このようなリスクに備えて軌道に乗るまでの資金計画もしっかり立てておくことで、経営が安定するまでの期間を乗り越えることができます。

また、メニュー展開や販売価格と原価のバランスを考慮して最適な価格設定を行うことも大切です。

事前の資金計画だけでなく、開業後も予算管理を徹底することで着実に売上を伸ばしていくことができるでしょう。

オリジナリティ

カフェ文化が定着し、ここ最近は小規模な個人店からコーヒーチェーンまで、街のいたるところでカフェを楽しむことができるようになりました。

選択肢が多いことは良い面でもある一方、ビジネスとして成功するためには多くのカフェの中から自分のお店を選んでもらわなければなりません。

そのため、カフェを開業する際には魅力的な特徴や他のカフェにはない個性など、独自性を追求することが大切です。

ただし、独自性とは言っても奇抜で派手である必要はありません。

ご自身のキャラクターや思い描くコンセプトなどを大切にしながら、カフェを出店するエリアで生活している方、あるいはそのエリアを訪れる方にとって愛されるカフェを目指していきましょう。

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ペルソナ設定

どのようなお客様にカフェに来てほしいかという、理想のお客様像を具体的にイメージすることも重要です。

ターゲットとするお客様の年齢や性別、ライフスタイルなどの情報をもとにニーズを探ることで、より効果的な運営につながります。

また、ペルソナ設定を行うことでカフェの方針や雰囲気がブレることなく、より価値の高いサービスを提供できるでしょう。

広告宣伝

いくらこだわりがあって美味しいコーヒーを提供するカフェでも、お客様に知ってもらえなければ来店につながらず、当然売り上げも上がりません。

特に開業時はカフェの存在を認知してもらう大切な時期となるので、なるべく広告宣伝に力を入れて集客することがポイントです。

最近では大きな費用をかけなくても公式SNSやブログなどでお店の情報を気軽に発信、拡散できる方法も数多くあるので、うまく活用していきましょう。

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顧客からのフィードバック

実際にカフェへ訪れたお客様とのコミュニケーションやSNSなどでのやり取りを通じて得られるフィードバックは、カフェの経営を向上させるために大切な要素です。

常連のお客様とちょっとした会話を重ねるうちに信頼関係が構築できるだけでなく、要望や不満などにもいち早く気づき、改善することにつながります。

日々のコミュニケーションの中での気づきを大切にして、カフェの運営に活かしていきましょう。


カフェの開業で失敗する人の共通点とは?

カフェの開業で失敗してしまう人にはいくつかの共通点があります。

ここでは失敗例として多い原因を3つご紹介します。

  • リサーチが甘い
  • 資金不足
  • コンセプトが不明瞭

リサーチが甘い

マーケットリサーチに基づいた準備が不十分で失敗してしまうケースです。

立地や店舗の規模を誤ってしまい、思ったように顧客数が伸びない、売上が上がらないというパターンはよくあるもの。

例えば、若年層が集まるエリアに高級志向のカフェを出店しても、価格やお店の雰囲気がニーズとマッチせず苦戦する可能性が高いでしょう。

平日と週末では歩いている人の雰囲気も違いますし、もちろん時間帯によっても客層が異なる場合がほとんどです。

特に、知らないエリアに出店する場合は何度も足を運んでみるなど、自分の目でしっかり確かめてから検討することが重要です。

資金不足

資金不足によって失敗してしまうケースも少なくありません。

十分な資金がない状態で開業してしまうと、本来かけるべき予算に費用をかけられなくなるため、サービスの質が落ちてしまいます。

資金計画に基づいた予算管理がしっかり行われず、開業後間も無くして資金がショートしてしまう場合もあります。

このような状況に陥ってしまった場合、追加の資金がすぐに用意できれば持ち直すこともできますが、そうでない場合は悪循環が生じてしまうでしょう。

どれだけ綿密に資金計画を立てていても、予想外のことが起きて思ったように売上が上がらないということもあるかもしれません。

そのようなリスクにも備えて、開業に向けていくらかかるのかをしっかりと考えつつも、開業後の費用を十分に確保できるようにすると安心です。

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コンセプトが不明瞭

人気のあるカフェの多くは、コンセプトがしっかりしている傾向があります。

コンセプトがしっかりしているとお店の魅力を分かりやすく伝えることができ、認知度も高まります。

反対に、コンセプトが不明瞭だと印象に残りづらく、お客様が他の店舗に流れてしまう可能性が高くなります。

提供するメニューからお店の内装、グラスやパッケージのデザインなど、カフェの雰囲気を構成する様々な要素を考慮したお店づくりが重要です。

明確なコンセプトはお客様満足の向上につながるだけでなく、自分自身や一緒に働くスタッフの方向性を定めて、安定した経営基盤を構築できるでしょう。

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カフェ開業の成功事例と失敗事例

カフェを開業する際には、様々な事例を参考にしてご自身のビジネスに役立てることも大切です。

ここではカフェ開業の成功事例と失敗事例を1つずつご紹介します。

成功事例:川崎にあるリライブ卒業生のカフェ

2021年に川崎の南武線沿線の駅の近くで開業したリライブの卒業生のSさんがオープンしたタルトとコーヒーをメインにしたTカフェです。

この店は、立地は駅の近くですが、路面店ではなく、ビルの2階に位置することもあり、通常の路面のカフェに比較すると集客に課題があると開業前から想定されていました。

その為、開業前から、店舗のファンづくりに取り組んでいきました。

開業前にはクラウドファンディングに取り組み、資金調達を通じてファンの獲得に努め、インスタグラム等を活用することで、確実にファンを増やしていく事が出来ました。

開店2年目でインスタグラムのフォロワーは5000人を超え、近隣の顧客のみならず、都内や遠方の方々の来店に繋げる事ができたのです。

また、店専用のアプリケーションをメインに活用することにより、近隣住民の方々を中心に2000名以上の登録者を確保している状況で、来店ポイントシステム、廃棄ロスを目的としたSDGsクーポンを活用し、リピーターの獲得に繋がっている状況です。

現在は、“日常のなかの小さな幸せ”を提供するというコンセプトのもと、近隣住民の方々はもちろん、カフェ巡りを趣味としている都内や遠方の方にもご利用いただいていらっしゃいます。

商品についても、スィーツをタルトのみに絞り、タルト毎に生地との相性を考え、配合を変える等、商品に徹底的に拘ることで、他店にはない商品力があると考えられました。

つまり、商品を絞ることでコンセプトを明確にし、それをインスタ等でしっかり発信していくことで、自店のこだわりをアピールし、その事に共感して頂くリピーターを増やし、アプリ等でしっかり固定化をすすめていったのです。

そういったリライブの講座で身につけた一連の活動が、これまで、開業後に順調に進んできた大きな要因でしょう。

自店の特性に合わせたターゲットやペルソナを設定し、そのターゲットに対してインスタ等の効果的な広告宣伝を実施することで、新規客をリピーター、そして固定客に繋げる等、地道に顧客を増やしていく事が、個人店の成功する為に必要な大きなポイントとなると思います。

失敗事例:スターバックス(オーストラリア)

有名なカフェチェーンとして知られる「スターバックス」は世界的に成功した企業ですが、過去にオーストラリアへの出店において苦戦した事例があります。

オーストラリアは独自のカフェ文化が発展していることでも知られており、街の至るところにカフェが立ち並んでいます。

そのような場所へのスターバックスの出店は、現地のカフェ文化や顧客層とのマッチがうまくいかず、撤退せざるを得なくなりました。

現在は出店を再開していますが、それでも他の国の店舗数と比べるとかなり数は少なく場所を絞って展開しています。

スターバックスのような大企業であっても、マーケティングリサーチが不十分だとこのような失敗を招いてしまうリスクがあります。

そのため、個人でカフェを開業する場合にはより一層マーケティングリサーチを入念に行い、仮説と検証を重ねながら慎重に計画を進めていきましょう


カフェ開業で成功するための心構え

カフェ開業で成功するためには、この3つの心構えが必要です。

  • 常に学び続ける姿勢
  • 丁寧なコミュニケーションを心がける
  • 独自性を磨く

常に学び続ける姿勢

カフェ業界は、人気のあるカフェの雰囲気やメニューなどのトレンドが変化しやすいのが特徴です。

そのため、長期的に成功し続けるためには常に学び続けることを心がけ、時代に合わせて技術や知識をブラッシュアップすることが大切。

新しいアイディアや業界のトレンドなども積極的に取り入れて、お客様に楽しんでいただけるカフェを目指すことが成功につながります。

もちろん開業前に専門スクールなどで技術や経営知識を身につけることも重要ですが、開業後もコーヒーに関する講座やコミュニティに参加するなど、リアルな情報を共有しながら知識をつけるのもおすすめの方法です。

丁寧なコミュニケーションを心がける

お客様、スタッフ、取引先など、カフェの開業では様々な人との関わりが生じます。

そのため、円滑にカフェの経営を行なっていくためにはコミュニケーション能力は大切な要素です。

魅力的なメニュー展開や美味しいコーヒーを淹れる技術ももちろん大切ですが、それと同じくらい、訪れたお客様に満足してもらえる雰囲気づくりも重要です。

日頃から丁寧なコミュニケーションを心がけてお客様と真摯に向き合うことで、信頼関係を培うことができるでしょう。

独自性を磨く

カフェの開業では他のお店にはない独自性が大切ですが、初めからオリジナリティを100パーセント発揮できるとは限りません。

お客様のニーズを捉えながらも、ご自身が伝えたいコンセプトなどとのバランスを考えながら運営していくことが大切です。

成功事例や同業他社のリサーチなどを通して情報収集を行い、自分が良いと思ったポイントを取り入れながら改善を繰り返していくことで、独自性を追求することができるでしょう。


リライブフードアカデミーでカフェ開業を成功させよう

カフェの開業で成功するためには、コーヒーの技術や知識だけでなく、経営の知識やコミュニケーション能力など、幅広いスキルが求められます。

開業にあたっては多くの費用や時間を要しますが、常に学ぶ姿勢や情熱を持って取り組めば、きっと成功に導いてくれるでしょう。

当スクールでは、「カフェコース」や「バリスタコース」など、カフェ開業を目指す方やコーヒーに関する専門的なスキルをつけたい方に役立つ様々な講座をご用意しています。

当校リライブの、各コースをぜひチェックしてみてください。

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